国会議員の任期延長問題で論点整理を

衆院憲法審査会で北側一雄副代表

緊急時における国会議員の任期
延長問題で論点整理進めるべき

 11月10日の衆院憲法審査会で北側一雄副代表が発言しました。その要旨は次の通り。

 公明党の北側一雄です。日本の憲法四十一条には、私たちの国会というのは、唯一の立法機関、国権の最高機関と位置づけをされております。議会制民主主義の一番の基本になる条項でございます。どのような緊急事態が生じようとも国会機能をきちんと維持をしていく、必要な立法また予算措置を国会がきちんと速やかに議決をしていくということは、国会の、議会の一番の大きな役割であり、責任だというふうに思います。
 ウクライナの戦争が始まりまして、もう八カ月以上たつわけでございますけれども、ウクライナでは、この戦争が始まって以降も、今日に至るまで、ウクライナの議会、最高会議というのはきちんと存在し、機能しております。必要な予算を通し、必要な法律をきちんとつくっていく、そういう役割をウクライナでは今も実行されております。
 先月、森会長がウクライナ議連の会長をされていらっしゃいますけれども、私も副会長として、議連のメンバーでウクライナの国会議員の代表団と懇談をさせていただきました。今のウクライナの実情、何を求めているのか、切々たるお声を頂戴したわけでございます。あのような戦争があっても議会はきちんと機能している、それが極めて私は重要であると思いました。
 その上で申し上げたいと思うんですけれども、さきの通常国会でもいろいろな議論がなされましたけれども、最もこの憲法審査会で議論が集中したのは、緊急事態条項に関わる問題であったと思います。その中でも、そういう緊急時における国会議員の任期の延長の問題、これについて、相当各会派から前向きな議論がなされていた、また具体的な指摘がなされていたと思います。
 今日もこの審査会で各会派から意見表明がございましたが、新藤先生始め多くの皆様が、緊急事態条項、なかんずく任期延長問題について、行うべしという立場の下で、様々な論点について御指摘があったと思います。私もこの憲法審査会で、通常国会、四月七日の日に、緊急時における国会議員の任期の延長問題について、改正内容の基本的な考え方をかなり詳細に述べさせていただいたつもりでございます。今日も同様のお話がたくさん出ておりました。
 私は、緊急事態条項の中でも、特に議員任期延長問題については、多くの会派の皆様がほぼ共通の土俵に立って議論がなされているなというふうに今日も改めて痛感をしたところでございまして、さきの通常国会やそして今日の御議論も踏まえまして、緊急事態条項の中の国会議員の任期延長の問題について、是非、具体的に論点整理をした方がいいと思っています。かなり共通していますし、また違うところもございますし、是非、具体的に論点整理をお願いしたい。この整理をする中で、私は、だんだん改正原案のたたき台となる条項案についても出てくるのではないかというふうに思っております。
 会長に是非お願いしたいのは、衆議院の法制局の皆さんに、大変御苦労いただきますけれども、かなり具体的な論点がもう出尽くしているというふうに私は思いますので、一度、緊急事態条項、そして国会議員の任期延長問題について、衆議院法制局の方で論点整理を是非していただいて、この審査会もしくは幹事会等で御報告をいただければ大変ありがたいと思っているところでございます。このテーマに関しては、是非、具体的に条項案のたたき台ということも念頭に置いた議論を進めさせていただきたいと思います。以上です。

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