富山市のLRT事業を視察

2012年7月23日 11:21 AM|カテゴリー:北がわブログ

7月21日、堺のまちづくりに携わる若い世代の方々と、富山市のLRT事業を視察してきました。
LRTとは、次世代型の路面電車システムのことで、人と環境にやさしい公共交通として、多くの都市で導入が検討されています。

富山市は本格的なLRT事業を実施した最初の街。私が国土交通大臣のときに、国の立場から全面的にバックアップしました。
この日、試乗体験とともに、森・富山市長から、LRT事業の目的や成果について講演を頂きました。


森市長の話の中でとても興味深かったのは、沿線の市民のくらし方が変わり、中心部の賑わいの創出にも寄与しているということです。

例えばLRTの利用により高齢者の外出機会が増加。また車よりもLRT利用者の方が、街中での滞在時間が長く、買い物や食事など消費金額も多いそうです。

堺の街に賑いと魅力を取り戻すため、東西交通システムをどう構築していくかという、古くからの課題があります。

もう一度、LRTによる東西鉄軌道について、皆さんと共に考えていきたいと思います。

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