自衛隊派遣は3原則で

2015年3月24日 10:25 AM|カテゴリー:北がわニュース

北側副代表ら 与党安保協が首相に報告

公明党の北側一雄副代表は23日、自民党の高村正彦副総裁と共に首相官邸で安倍晋三首相と会い、20日に「安全保障法制整備に関する与党協議会」で合意した新しい安全保障法制の具体的な方向性について報告した。これには、菅義偉官房長官、中谷元安全保障法制担当相(防衛相)、岸田文雄外相らも同席した。

席上、北側副代表は「公明党が話をした(自衛隊の海外活動に関する)3原則を(取りまとめ文書の)冒頭に書いてもらった」と指摘。「条文には3原則をもとに(自衛隊の海外活動の)目的、要件、手続きの規定がどのように書き込まれるかをしっかり審査したい」と強調した。

その上で、北側、高村両氏は、方向性に関する与党合意に基づき、政府として4月中旬までに条文案を策定するよう求めた。

これに対して、安倍首相は方向性の取りまとめに謝意を示した上で、「法案作成に(政府)一丸となっていく」と語った。

今回の与党協の取りまとめ文書には、自衛隊が海外での活動に参加することに関して、(1)国際法上の正当性(2)国民の理解と民主的な統制(3)隊員の安全確保—の3原則が盛り込まれた。

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