「退位」で党内議論開始
2017年1月27日 2:08 PM|カテゴリー:北がわニュース
論点整理など説明聞く
両院議員懇
公明党は26日昼、衆院第2議員会館で衆参両院議員懇談会を開き、天皇陛下の退位に関する党内議論をスタートさせた。
会合の冒頭、北側一雄副代表は、昨年8月に天皇陛下が語った「お言葉」に触れ、「全国民の代表である国会がどう受け止め、どう対応するか。日本国憲法下における皇位継承のあり方が問われている」と強調。衆参両院の正副議長が、2月中旬以降に各党から見解を聞く方針を示していることから、公明党としても党内議論を進め、見解を取りまとめる考えを示した。
会合では、政府や衆院法制局が憲法や皇室典範での皇位継承の位置付けや、政府の有識者会議がまとめた論点整理などを説明。出席議員からは、天皇の国政への関与を禁止する憲法の規定などに関して質問が出された。
2回目の党内議論は、2月2日に行われる予定。(公明新聞ニュースより転載)