論点示し丁寧な議論を
2017年9月20日 3:14 PM|カテゴリー:北がわニュース
憲法テーマに北側副代表 関西経済同友会で講演
公明党の北側一雄副代表(党憲法調査会長)は19日、大阪市内で開かれた関西経済同友会の勉強会に講師として出席し、日本国憲法をテーマに講演した。
北側副代表は、憲法改正の論議について、「まずは国会の場で与野党を巻き込んだ丁寧な議論を尽くす必要がある」と力説した。
国民投票については、英国やイタリアで行われた事例を引き合いに出し、本来の政策や路線の選択ではなく、政権への評価で賛否が分かれてしまう可能性があることを指摘。「論点を明確にし、国民の理解を得ながら慎重に進めていかねばならない」と述べた。
また北側副代表は、緊張が高まる北朝鮮情勢に言及し、2年前に整備された平和安全法制によって、「自衛隊と米軍との共同訓練が密に行われ、情報の共有・連携も大きく強化された」と強調。その上で、「政策変更をしないといけない場合、その唯一の手段が憲法改正ということではない」と語り、法改正で迅速に対応すべき政策テーマもあるとの認識を示した。(公明新聞ニュースより転載)