夏季議員研修会スタート
2020年7月19日 2:38 PM|カテゴリー:北がわニュース
山口代表は埼玉へ「命守る公明」訴え
北側副代表は京都で
公明党伝統の夏季議員研修会が18日、スタート。埼玉県で山口那津男代表、京都府で北側一雄副代表が党勢拡大へ闘おうと訴えた。
【埼玉】さいたま市内で行われた党埼玉県本部(代表=西田実仁参院会長)の夏季議員研修会で山口代表は、党勢拡大に向けて「全議員が先頭に立ち、一致結束し前進を開始しよう」と呼び掛けた。
山口代表は、新型コロナウイルスの感染が広がる中、国民の生活不安を取り除こうと奮闘する公明党の闘いに言及。2度にわたる今年度補正予算を成立させるなど、国民の命や暮らしを守り抜くために力を尽くしたと強調した。
具体的には、感染症対策に関する専門家会議の設置や、1人一律10万円の特別定額給付金、中小企業向け持続化給付金など公明党の主張が盛り込まれた施策を紹介。今年度第1次補正予算の予備費を活用して、アルバイト収入の激減で困窮する大学生などへの支援を強化したと力説した。
相次ぐ災害への対応では、政府が17日に決めた『骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)』に触れ、今年度末に期限を迎える「防災・減災、国土強靱化の3カ年緊急対策」終了後も十分な予算を確保し、対策を進めるよう取り組んだと強調。「防災・減災を政治の主流にリードしてきたのは公明党だ。国民の命と暮らしを守る政治を党のネットワークを生かして進めていく」と力説した。
コロナ後を見据えた政策では、「東京一極集中ではなく、地方に分散する分散型社会をつくる必要がある」と指摘。その上で、医療や教育のオンライン化やテレワークを定着させていく必要があると語った。
研修会では、同ウイルスに関する県の検査・医療体制について研さん。山本博司・党機関紙推進委員長(参院議員)がビデオメッセージを通して、公明新聞拡大へ総力を挙げようと訴えた。また、輿水恵一、福重隆浩の両党地方議会局次長があいさつ。植竹成年・所沢市議、斉藤広子・久喜市議が党勢拡大に奮闘してきた活動を報告した。
【京都】公明党京都府本部(代表=竹内譲衆院議員)は18日、京都市内で夏季議員研修会を開催。北側一雄副代表をはじめ竹内府代表、山本香苗、熊野正士の両参院議員が、同府本部の議員と共に参加した。
北側副代表は、今後の議員活動として徹底した訪問対話を展開しようと訴え、「現場の声を聞き、政治の場で実現したことを現場に届けるのが重要だ。これ抜きに議員活動はない」と強調。「感染症対策に注意しながら、しっかりと取り組みたい」と述べた。
また、北側副代表は2度にわたって成立させた今年度補正予算について「公明党は多くの成果を出した」と力説。自治体に配分される地方創生臨時交付金や緊急包括支援交付金の使途に関して、「各議会で提案してほしい」と望んだ。
竹内府代表は感染症を踏まえた「ニューノーマル(新常態)」への適応に関し、「ICT(情報通信技術)なども使い、新しい発想で党勢拡大に進もう」と訴えた。山口勝府幹事長(府議)は公明新聞拡大について、「企業などには電子版も紹介しながら取り組もう」と呼び掛けた。
松田華子・京都市議、長尾美矢子・向日市議、藤本弘・亀岡市議、岡田久雄・井手町議が活動報告を行った。
(公明新聞ニュースより転載)