「骨髄腫患者の会」から要望受ける

2009年5月22日 10:56 AM|カテゴリー:北がわブログ

20日、「日本骨髄腫患者の会」代表の堀之内みどりさん、副代表の上甲恭子さんらとお会いし、約1時間、お話を伺いました。その訴えは切実なものでした。
多発性骨髄腫の治療薬にはサリドマイドが有効とされていますが、薬害を引き起こした過去があり、国内での製造販売が許されなかったため、医師の承諾を得ての個人輸入が増加していった、とのこと。
昨年秋、晴れて国の承認をもらい、薬害を防ぐ安全管理システムも整いました。ところが、個人輸入では1カプセル500円~1500円程度で買えたものが、6570円と高額になったため、「治療を断念せざるを得ないとの声が届いている。何とか負担を軽減できないか」との要望でした。健康保険3割負担の場合、年間約100万円を自己負担しなければならないこともわかりました。
この日お会いした3人は、いずれも遺族の方でした。何とかお応えしたい。決意を新たにした日でした。

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