虐待防止対策 着実に
2019年4月8日 2:13 PM|カテゴリー:北がわニュース
G20成功へ各国と協力強化
政府・与党で確認
政府と自民、公明の与党両党は8日昼、首相官邸で連絡会議を開き、後半国会の対応に関して協議し、児童虐待防止対策の強化に向けた児童福祉法等改正案や、幼児教育・保育を無償化するための子ども・子育て支援法改正案などの成立に万全を期す方針を確認した。
席上、公明党の山口那津男代表は、児童福祉法等改正案に体罰禁止規定の創設や関係機関の連携強化などが盛り込まれていることに触れ、「幅広い合意形成に努めるなど国会審議を充実させて着実な成立を期していきたい」と力説。その上で、政府に対し「閣僚、副大臣、政務官は緊張感を持って行政に対する信頼を確保してもらいたい。与党としても気を引き締めて取り組んでいく」と要請した。
安倍晋三首相は「重要法案の成立へ内閣の全員が緊張感を持って職務に臨み、丁寧な説明に努めていく」と語った。
6月に大阪で行われる20カ国・地域(G20)首脳会議に向けて安倍首相は、4月22日から29日にかけてフランス、イタリア、米国などを訪問し、「G20の成功へ緊密な協力を確認するとともに、各国との協力関係を一層強化していく」と表明した。
これに対し山口代表は「世界経済の持続的成長、自由で公正な貿易システムの発展などで率直な議論を行い、これから世界が向かうべき未来像を見定める重要な国際会議だ。その環境づくりが十分に行えるよう与党として最大限の協力をしていく」と述べた。
(公明新聞ニュースより転載)
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