北がわブログ

2009年2月16日 1:13 PM|カテゴリー:北がわブログ

中小企業の資金繰り支援のため、公明党が強く推進してきた緊急保証制度の承諾金額が先週13日に6兆円を突破、件数で27万4千件に達しました。
この制度は、08年度の第1次補正予算で全体の保証枠6兆円を計上し、中小企業が金融機関からお金を借りる際に信用保証協会が100%保証し、一般保証と別枠で最高2億8千万円、無担保で8千万円まで融資を受けられるものです。これまでに倒産防止、雇用維持に少なからず貢献できたと自負しています。
今後も、3月の年度末、新年度に向けて融資がよりスムーズに行なわれるよう、すでに成立した第2次補正予算では20兆円までの保証枠拡大が決まっていますが、急速な経済の悪化に加え、年度末の金融繁忙期を迎えるこの時期、金融機関の貸し渋りも懸念されます。それだけに、野党が審議を引き延ばしている、保証枠の裏づけとなる財源関連法案を速やかに成立させ、磐石な執行体制を確保することが不可欠です!

【写真】は国会内の花屋で。

2009年2月5日 12:02 PM|カテゴリー:北がわブログ

深刻な経済情勢の中、国民の皆さまの期待にこたえるため、矢継ぎ早に経済対策を実行していくことが政治に強く求められています。
第2次補正予算が成立し、衆院では、平成21年度予算案の審議が続いていますが、野党が多数を占める参院では、第2次補正を実行するための財源関連法案が、1月13日に衆院から送られて3週間以上が過ぎた今も、野党の反対で全く審議されていません。昨年暮れ、野党の皆さんは「第2次補正を早く提出せよ」と言っておられたはずなのに、非常に残念です。国民の皆さまが求める対策をこのまま実行できない事態が続けば、野党の責任と言わざるを得ません。
第2次補正には、暮らし・中小企業・雇用・子育てなどを支援する内容がふんだんに盛り込まれていることは、野党の皆さんも承知しているはずです。一日も早く審議を開始し、異論があるのなら正々堂々と述べ、速やかに結論を出していただきたい。

第2次補正で関連法案の成立が必要な対策には、以下のようなものがあります。
定額給付金:1人1万2000円。18歳以下・65歳以上は2万円
中小企業資金繰り支援:緊急保証枠を現在の6兆円から20兆円に、セーフティネット貸付を3兆円から10兆円に拡大。
緊急雇用創出事業:自治体での直接雇用を含め、延べ15万人の一時的雇用を創出。
妊婦健診無料化:妊婦健診を14回分まで公費で負担して無料に。
子育て応援特別手当:昨年3月末時点で3歳~5歳の第2子以降のお子さんに、1人あたり3万6000円を支給。
地域活性化臨時交付金:開かずの踏切解消など、地域活性化につながる自治体事業を支援。
高速道路料金の大幅引下げ:ETC利用者に対し、2010年度末まで、大都市圏以外は土・日・祝日は原則1000円に。

写真は、国会内での記者会見(2月4日)

2009年2月3日 9:55 AM|カテゴリー:北がわブログ

第2次補正予算が成立し、定額給付金の準備が本格化しています。この給付金のタイミングに合わせ、地元で買い物をしてもらおうと、自治体が地元商工関係団体と連携して1~2割増しの買い物ができる「プレミアム商品券」を発行する動きが、一気に活発化してきました。
総務省の調べによると、今のところ、発行を予定しているのは34都道府県の129市区町村。増額分は、自治体と商店街組合などが負担する例が多いようです。
また、商品券とは別に、消費拡大を狙った大売出しも8市町で予定していると聞きました。
さらに、こうした取り組みを検討している自治体も多くあり、商品券発行はさらに広がりを見せそうです。定額給付金が「消費拡大」の春を呼び込む起爆剤になることを大いに期待しています!
週に1度は駅頭などで街頭演説を行なっています。

写真は2月2日朝、南海電鉄・堺東駅前。一緒に立っていただいてるのは、男!ひぐち昌和 府議会議員です。

2009年1月28日 4:09 PM|カテゴリー:北がわブログ

景気対策のテコ入れ、生活支援策で最も重要な第2次補正予算が昨日、成立いたしました。
この予算には、定額給付金をはじめ、自治体による雇用創出4000億円、離職者への住宅・生活支援、中小企業への保証・貸付枠を30兆円に拡大、妊婦健診の無料化、子育て応援手当ての支給など幅広い支援策が盛り込まれています。
定額給付金については、予算の成立を受けて、全国の市区町村での準備がいよいよ本格的にスタートすることになります。
第2次補正予算をめぐっては、民主党など野党が両院協議会での協議を2日間にわたって引き延ばすという異常事態となりました。さらに、第2次補正予算の財源に関する関連法案は、衆院で審議を終え、参院に送られて2週間が経過しているにもかかわらず、野党の抵抗によって審議が全く行なわれていません。
国民の暮らしを守るため、一日も早く予算を執行しなければならないはずなのに、全く理解できない行動であり、国民の切実な声を無視した愚挙、言わざるを得ません。
今後は、この関連法案と、本日審議入りした09年度予算の早期成立に全力を傾け、「反転攻勢」に勇敢に挑んでまいります!

写真は国会議事堂の中庭です

2009年1月27日 1:45 PM|カテゴリー:北がわブログ

国家公務員OBが天下りを繰り返す「渡り」について、先週21日の記者会見の席上、全面禁止を提案したところ、全国から反響の声が届いています。また、先週1週間の日経ネットの閲読ランキングでも、「渡り」を取り上げた私の会見記事等が第3位にランクインされました。国民の皆さまの関心の高さ、そして「渡り」全面禁止は国民の声であると改めて痛感しています。
昨年末に施行された改正国家公務員法では「渡り」は認めていません。同じく昨年末に設置された、国家公務員の再就職あっせんを一元的に行う官民人材交流センターは、離職後の就職を援助するものであり、公務員OBの再就職あっせんは全く規定していません。つまり「渡り」はできないということです。ただ、このセンター設置後3年間は、政令で、必要不可欠と認められる場合には「渡り」はあり得るという制度になっているのも事実です。
しかし、改正法では「渡り」を認めていないのですから、その趣旨にのっとって、官僚OBの再就職あっせんは全面的に禁止することが正しい判断だといえます。
政府としても「渡り」は例外も認めないことを、麻生首相は表明すべきです。

【写真】は、国会内に咲く白梅です。

2009年1月21日 6:02 PM|カテゴリー:北がわブログ

日本時間の本日未明、バラク・オバマ氏が第44代米国大統領に就任されました。心から祝福の言葉を送りたいと思います。このことを本日の記者会見でも申し上げたところです。
オバマ氏は就任演説で、世界的な経済危機、テロとの戦い、地球環境問題など米国が直面する難題を克服するため、「団結」を強く訴えていました。変革への熱意あふれる演説に、非常に感銘しました。そして、オバマ氏がリーダーシップを遺憾なく発揮してほしい、と強く感じました。
当面はまず、経済危機を克服するために全力を傾注し、各国とも連携を強めていくことが求められています。麻生首相との日米首脳会談についても、一日も早く実現するよう切に願っています。

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