北がわブログ

2009年1月19日 11:59 AM|カテゴリー:北がわブログ

定額給付金(2兆円)を盛り込んだ第2次補正予算案が衆院を通過し、一日も早い成立が待たれています。
そもそも定額給付金は、家計の生活支援策として提案した定額減税が基になっています。しかし、減税方式だと課税最低限以下の方々が対象外となるため、給付金方式での実施を決めたのです。理念は「減税」ということです。
この定額給付金は、欧米やアジアでも導入が進んでいる「給付つき税額控除」を先取りしたものです。つい最近まで、民主党も主張していましたし、社民党も「定額減税」を提案していたのです。なぜ反対なのか、理解に苦しみます。
2兆円を「学校耐震化に使うべき」などという批判もありますが、定額給付金は政府与党が打ち出している総額75兆円の景気対策の一つであり、その中には、学校耐震化をはじめ雇用対策、景気支援策などもきちんと盛り込まれているのです。的外れの批判と言わざるを得ません。
先日、衆院予算委員会で、定額給付金は国際的な潮流であり、第2次補正予算案の成立が見えてくれば、自治体や商店会では地元で消費してもらおうと、プレミア商品券を発行するなどの動きが出てくると申し上げたところ、賛同の声、問い合わせが相次いでいます。

【表】は、私が衆院予算委員会で示した「75兆円」の主な施策です。

2009年1月12日 10:57 AM|カテゴリー:北がわブログ

成人の日をお迎えになりました皆様とそのご家族の方々に心からお慶び申し上げます。
成人の日は、1948年に「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と法律で定められました。また、成人式の形は、戦後の悲惨な状況の中で未来に希望と明るさをとの主旨から、ある街で開催された「青年祭」が原型になっているとも言われています。
今、私たちは世界同時不況や金融不安など、かつて経験したことがない未曾有の困難に直面しています。また、平和を願いながらも世界のどこかで紛争が絶えず、環境の問題も未来に大きな影を落としています。しかし、かつてない困難は、かつてない発展の基礎を築くときであると私は信じています。そして、若い青年の皆様が必ずや次の希望を拓いていただけるものと確信しています。そのためにも、政治がしっかりと今何をすべきか自覚し、具体的に課題を解決しなければならないと思っています。
どうか皆様が若い純粋な目で政治を監視し、政治により関心を持っていただくようお願いし、お祝いといたします。

2009年1月6日 3:15 PM|カテゴリー:北がわブログ

いよいよ通常国会が召集され、論戦がはじまりました。
私は、この1月が勝負であり、反転攻勢のきっかけをつくっていこうと決意しています。その意味で、第2次補正予算案および関連法案を一日も早く成立させなければなりません。
この中で、焦点となるのは定額給付金です。「経済効果がない」との批判も出ていますが、そんなことは絶対にありません。民主党幹部が「給付金が出ても低所得の人ほど貯蓄に回るだけだ」と難癖をつけていましたが、国民の暮らしが全く分かっていないと言わざるを得ません。
また、「定額給付金の財源を雇用対策や学校の耐震化などに回すべき」という批判もありますが、そのような対策は、言われるまでもなく、すべてやっています。私たち政府・与党が第1次補正予算以降にとりまとめた経済対策には、さまざまな雇用対策・生活支援対策をきちんと盛り込んでいます。その中の1つが「定額給付金」です。このことをあらゆる場面で、しっかりとアピールしていきたいと思います。
全国の市町村では、定額給付金を地元で使ってもらおうと、商店街のクーポン券発行など、さまざまなアイデアが出始めています。国会で第2次補正の成立が間違いないとなれば、さらに各地でいろいろな知恵が出てくると期待しています。

2009年1月1日 1:26 PM|カテゴリー:北がわブログ

新年、明けましておめでとうございます。
今年は、衆議院の任期満了が9月に迫り、必ず解散・総選挙が行なわれる「一大政治決戦」の年です。いかなる障害が競い起ころうとも、「断じて勝つ!」と決め、皆さまの熱い期待、真心からのご支援にお応えしてまいる覚悟でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
今、政治の最優先課題は「景気・雇用対策」です。
今月5日から始まる通常国会では、国民の暮らしを守るための施策が盛り込まれた第2次補正予算案、来年度予算案、そして関連の税制改正法案をできる限り早く成立させることが強く求められています。
これらの予算を滞りなく執行させ、早急に対策を講じなければ、国民生活に重大な打撃を与えかねません。党利党略の政治が許される状況ではなく、野党にも責任をもって協力していただきたいと考えています。
今年も「暮らしを守る公明党」の先頭に立ち、断固、走り抜いてまいります!

2008年12月31日 4:51 PM|カテゴリー:北がわブログ

北京オリンピック。チベット大暴動。四川大地震。秋葉原通り魔事件。岩手・宮城内陸地震。石油価格高騰による物価上昇。ガソリン税騒動。福田康夫改造内閣から麻生内閣発足。米リーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発した世界的な金融危機と急速な景気後退。米大統領選でバラク・オバマが勝利、米国史上初の黒人大統領。とこの一年、日本も世界もまさに激動でした。
私も、政局に絡む局面が数多くありましたが、皆さまの力強いご支援によりまして、この1年間、元気一杯に走り抜くことができました。本当に感謝です。大変にありがとうございました。この年末も、地域を回る中で、励まし、ご期待の言葉をたくさんいただき、ますます元気です。
明年は、「原点は人。」を今一度確認しながら、さらに元気を増して「一大決戦の年」を走り抜き、「世界に誇れれる堺」を築くためにも断じて勝ち抜く覚悟です。変わらぬご支援、何卒よろしくお願い申し上げます!
寒さ厳しき折、風邪などひかぬよう、皆様どうかご自愛くださいませ。良いお年を!

2008年12月26日 4:03 PM|カテゴリー:北がわブログ

昨日、臨時国会が幕を閉じました。

この国会で、公明党は「100年に一度」と言われる経済危機に全力で対応するため、中小企業対策、生活支援対策、雇用対策で数々の手を打ちました。一日も早く実行に移すためにも、来年の通常国会で速やかに第二次補正予算案、来年度の予算案を成立させることが不可欠です。こうした施策には、内定取り消しや派遣社員の解雇などで一段と深刻化する「雇用」に対応するため、地方自治体の臨時採用などを政府が全面的にサポートする支援策も盛り込まれています。

また、社員寮を退去しなければならない離職者に対して、雇用促進住宅の入居あっせんが始まっていますが、公明党は、さらに公営住宅なども活用した住宅あっせんを強力に進めるよう求めているところです。

一方、中小企業に対する緊急保証は、承諾件数が全国合計15万件に迫る勢いで、総額で3兆円を突破しました。各窓口は年末30日まで受付することになっています。

公明党は経済危機に対応するため、今後も大胆に経済対策に踏み込んでいく覚悟です。

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