野党は「第2次補正、早く」と主張していたはずでは…

2009年2月5日 12:02 PM|カテゴリー:北がわブログ

深刻な経済情勢の中、国民の皆さまの期待にこたえるため、矢継ぎ早に経済対策を実行していくことが政治に強く求められています。
第2次補正予算が成立し、衆院では、平成21年度予算案の審議が続いていますが、野党が多数を占める参院では、第2次補正を実行するための財源関連法案が、1月13日に衆院から送られて3週間以上が過ぎた今も、野党の反対で全く審議されていません。昨年暮れ、野党の皆さんは「第2次補正を早く提出せよ」と言っておられたはずなのに、非常に残念です。国民の皆さまが求める対策をこのまま実行できない事態が続けば、野党の責任と言わざるを得ません。
第2次補正には、暮らし・中小企業・雇用・子育てなどを支援する内容がふんだんに盛り込まれていることは、野党の皆さんも承知しているはずです。一日も早く審議を開始し、異論があるのなら正々堂々と述べ、速やかに結論を出していただきたい。

第2次補正で関連法案の成立が必要な対策には、以下のようなものがあります。
定額給付金:1人1万2000円。18歳以下・65歳以上は2万円
中小企業資金繰り支援:緊急保証枠を現在の6兆円から20兆円に、セーフティネット貸付を3兆円から10兆円に拡大。
緊急雇用創出事業:自治体での直接雇用を含め、延べ15万人の一時的雇用を創出。
妊婦健診無料化:妊婦健診を14回分まで公費で負担して無料に。
子育て応援特別手当:昨年3月末時点で3歳~5歳の第2子以降のお子さんに、1人あたり3万6000円を支給。
地域活性化臨時交付金:開かずの踏切解消など、地域活性化につながる自治体事業を支援。
高速道路料金の大幅引下げ:ETC利用者に対し、2010年度末まで、大都市圏以外は土・日・祝日は原則1000円に。

写真は、国会内での記者会見(2月4日)

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